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Vol.46. TOEIC L&R テスト対策(10)リーディングセクションpart7対策

 

前回はTOEIC L&Rテストのリーディングセクションpart6 について、触れました。
今回はpart7に焦点を当てます。問題数も54問と最も多く、TOEICの一番の最重要partと言えます。
Part7は新形式のテストに変更後、以下のように問題数が変更になりました。
Question number147~175=シングルパッセージ(1つのe-mailや手紙、チャット、広告などを題材にした問題)
Question number176~185=ダブルパッセージ(2つのe-mailや手紙、チャット、広告などを題材にした問題)
Question number186~200=トリプルパッセージ(3つのe-mailや手紙、チャット、広告などを題材にした問題)
まずは、回答順について考えようと思います。もちろん問題順に回答していくのがオーソドックスだと思いますが、Part7の問題別にの難易度を見ると、シングルパッセージ、ダブルパッセージ、トリプルパッセージともに、前半の難易度よりも後半の難易度のほうが高い傾向があります。また、シングルパッセージの後半の問題(161くらいから175まで)よりも、ダブルパッセージの前半(176~180まで)やトリプルパッセージの前半(181~185まで)のほうが難易度が低い場合も少なくありません。
現時点で、どの順番で回答するかは制限されていませんので、難易度の高いシングルパッセージの後半を先に回答するよりも、難易度の低い可能性の高い前半のダブルパッセージ(=Question number 176~180)や前半のトリプルパッセージ(=Question number186~190)を先に回答したほうが、回答できる絶対数が多くなる可能性があります。
特にTOEICスコアが800程度までの受験生は、多くの方がリーディングセクションにおいて時間が足りなくなる可能性が高いです。単純に考えてリーディングの問題100問を75分で回答しなければならないので、1問あたり1分で回答していたら25問も回答できなくなるわけです。回答順を上記のように変えたほうが時間効率的にいいかもしれません。
Part7の問題を回答する際には、先述したスコアレンジに該当する受験生の方は、Part7のシングルパッセージをQuestion number 160くらいまで回答した後、30秒程度でダブルパッセージの問題とトリプルパッセージの問題にもざっと目を通してみてください。そしてもしダブルパッセージの問題、あるいはトリプルパッセージの問題が自分にとって回答しやすい問題と判断したら、いったんシングルパッセージの問題を飛ばして、その問題から取りかかってみるのも正答率アップの一つの方法とも言えます。
次回もPart7について触れます。




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