センター試験と英文法
2017 英語上達へのアドバイス
Vol.9
― センター試験と英文法 ―
前回は、英文法で役立つ基本的な文法用語について話しました。
文法用語を知っておくと文法を学ぶ上で、役立つとお伝えしました。
今回は日本の大学入学希望者の多くが受けるセンター試験の英語テストと英文法に焦点を当てようと思います。
2021年からセンター試験は”大学入学共通テスト”というテストになるようですが、とりあえず現状のセンター試験において、文法のみに焦点をおいた問題は200点満点中、約40点分となっています。
そう考えると約2割程度の配点なのでそれほど重点的に学ぶ必要がないように思えるかもしれません。
ただ、直接的ではありませんが、センター試験には原則として2問の長文があります。
配点は200点中、60~70点分です。
その長文を理解するには基本英文法の知識は欠かせないものです。
つまり、かなりざっくりとしていますが、文法の知識を駆使することで200点中100点前後、つまり約半分の点数を稼ぐことが可能とも言えます。
個人的には試験のための英語学習は、試験の攻略テクニックを持つことでも得点稼ぎができる可能性があるので、必ずしも”英文法を重点的にやればスコアが伸びる”、と言えるものではないのですが、必ずスコアを伸ばす下支えになり得るはずです。
この時点で、できれば皆さんにリスニングの重要性を知ってもらうとともに、リスニングができれば、自分の文法知識を駆使してスピーキング力向上にもつなげていくことができると思ってもらいたいと思っています。
英会話の初心者に焦点を当てた場合、成長段階ごとにテーマを変えた学習に効果があると言う経験からの事実をもとに、学習アドバイスを毎週更新
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