TOEICと英文法
2017 英語上達へのアドバイス
Vol.10
― TOEICと英文法 ―
前回はセンター試験における英文法が占める重要度についてお伝えしました。
今回は、年間250万人が受験するTOEICと英文法について触れてきたいと思います。
TOEIC( L & R )は英検、漢字検定と並んで、日本で200万人以上が受験する受験人数が多いテストの一つです。
TOEICテスト( L & R )は徐々に変化を遂げてきています。
テスト内容が変わるごとに直接文法的知識を問う問題(Part5やpart6の一部)は、少なくなってきています。
ただし、TOEICのpart7(広告やemailなどを元に出題する形式)において、文法的知識があると効率的に問題に対処しやすくなるはずです。
ほぼreading section の半分に当たる50問近くがPart7です。
そう考えると、文法的知識があれば、reading section の問題の半分以上を得点源にすることができると考えることも出来ます。
Part7では当たり前のように非常に長いmailや記事などが出題されます。
その文章がどのように作られているのかを正確に理解することができれば、多少単語の意味がわからなくても対応可能な場合があります。
例えば、以下のような文章があった時(公式問題集を参考に下に書きました)、関係副詞(relative adverb)及び限定用法(attributive use)を正しく理解していれば、仮にこの文章の内容も比較的簡単に理解できると思います。
おそらく日本では、高校生くらいの時に学習するはずです。
The winner will receive a weeklong trip to Sydney, Australia, where he or she will attend intensive workshop in advanced culinary techniques at the prestigious Royal Nutririon School.
比較的長い文章であればあるほど、文法の知識を用いて読み解く能力が問われます。
次回はTOEICと並ぶ資格試験である英検と英文法に注目してみます。
英会話の初心者に焦点を当てた場合、成長段階ごとにテーマを変えた学習に効果があると言う経験からの事実をもとに、学習アドバイスを毎週更新
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