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Vol.33.  2020年英語教育改革に向けて、大人がどう準備しておくべきか。(2)

 

前回から小学生から始まる英語教育改革に対して、どのように大人は対応していくべきかについて考えようとお伝えしました。 そして大きく分けて以下の5つの改革が行われると前回お伝えしました。
1.小学3,4年生=年間35時間の英語授業
2.小学5,6年生=年間70時間の英語授業
3.中学生=英語の授業は原則、英語で行う
4.高校生=英語の授業は原則、英語で行う
5.大学入試=大学進学共通テストの新設(2020年度から2024年度まで)
今回は小学生の英語教育改革の部分について、もう少しだけお伝えすると、 小学3,4年生は<教科>として学び、5,6年生からは<必修>として学びます。特に5,6年制は他教科と同様に成績が付きます。そしておそらく今後はほぼすべての私立中学受験に英語が受験教科として含まれることが考えられるでしょう。
そして大人たちはそれに向けてどのような準備をすればいいのか。 おそらく小学生のお子様を持つ両親達、その人達に関わる人達はどうすればいいのでしょうか。具体的には、小学生が英語で質問してきたらどう答えるのか、また、英語に関する質問をしてきたらどのように答えるのか。
現時点で言えることは、彼らの学習の先回りをしておくことです。 では先回りをするためにどのようなことをすればいいのか。
私がまず思いつくのは今のところ、小学校中学年と触れ合う可能性のある方は英検5級程度、高学年と触れ合う可能性のある方は4級程度の学習をしておくことが一番の近道ではないかと思っています。
現時点で英検5級程度とは中学校1年生から2年生程度をターゲットにしています。また、 英検4級程度は、中学校2年生から3年生程度をターゲットにしています。おそらくそのターゲットが約3、4年早まると考えればいいでしょう。
別に英検の回し者というわけではありません。英検に改善してほしい点もあるのは事実です。特に2次試験は、2級くらいまでは試験テクニックを駆使して、つまり本当の実力をもってなかったとしても合格点に達することが可能です。ですが、現時点では英検、または英検向けの教材での学習が英語教育改革の対応するためのベターな選択だと思います。




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