Vol.39 TOEIC L&R テスト対策(3)Part2対策
引き続き、TOEIC L&Rテストについての対策を考察していこうと思います。
   前回は、まずPart1 写真描写問題について触れました。
   今回はリスニングセクションPart2、3択の質疑応答問題について触れます。
   2016年までは30問でしたが、現在Part2は25問になっています。まず短い質問文、或いは発言がアナウンスされ、そのアナウンスに対して適切な返答を選択する問題です。
   Part1同様、Part2も前半(Question ナンバー7 から15位まで=9,10問目くらいまで)は比較的、素直な返答を選択すれば正解になる問題です。
   簡単に言うとYesかNoかが答えになるような質問、(Yes-No Questionであれば正解の選択肢の中にYesかNoが含まれていたり、時間(When)や場所(Where)を質問するような問題では、そのまま日時や場所が答えになっている素直な問題が出題される傾向があります。
   ただし、Question ナンバー 16,或いは17位から、返答が少しひねった返答の仕方をする問題が含まれるようになります。
   例えば、
   問題文で ”Do you think we have to cancel our trip?”「旅行を中止しなければならないと思う?」とアナウンスされたとします。
   素直に考えれば、いわゆるYes-No Questionですので、3択の中にYes、或いはNoが含まれる選択肢を選びたくなるところですが、Part2 の後半になると、それに対する正答が”Three days before the event?”「2日前に?」になるような感じです。
   このように少し返答の仕方が少し変わるような問題が後半には集中することが多くなります。出来れば中級レベル以上(TOEIC400~650程度)の方は上記のような問題にも対応できるような準備をしておくといいと思います。
   具体的に準備とは、、
   とりあえず「ひねった出題がされる可能性がある」の準備だけしておくだけでも違うと思います。そしてPart2の後半からは素直な返答の選択肢は”疑ってかかる”ように心がけておくだけでも、正答率は変わってくると思います。
   最後に、選択肢3つの内、1つは明らかに正答ではないという選択肢があれば、正解の確率は50%です。それも攻略の一つです。
   次回はリスニングセクションの一番重要とも言えるpart 3について触れていきたいと思います。
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 学習者に有用な工夫
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