Vol.47 TOEIC L&R テスト対策(11)リーディングセクションpart7対策
前回、TOEIC L&Rテストのリーディングセクションpart7 について、触れました。
今回もpart7に焦点を当てます。前回お伝えした通り、問題数が54問あるTOEICの一番の最重要partです。
前回はPart7全体での回答順=どのような順番で回答すると効率的かについて触れました。
今回はPart7の前半部分シングルパッセージの特徴、および攻略法について焦点を当てます。
現行のテストは10個のシングルパッセージ、問題数は147~175の29問です。
もし、英語を英語で理解して回答することができる方であれば、攻略法と言わず、普通にパッセージを読んで、その後問題を読めば時間を気にすることなく、回答できると思います。しかしながら受験者の多数は、そのように回答するのは難しいと思います。なのでいかに効率的に使って回答していくかが大事になっていくと思います。
まず、いろんなTOEIC攻略の専門家やネットにも記載されていますが、やはりパッセージのジャンルが何か(広告なのか、メールなのか、メッセージチェーン=チャットなのかなど)を確認した後、問題の先読みが欠かせないと思います。さらに言うならば、可能な限り、4つの選択肢の中の2つ程度にもできれば目を通しましょう。ハズレ(不正解)の選択肢も読むことで、さらにそのパッセージがどのような内容なのか絞ることもできる可能性があります。
また、パッセージの中に<special notes>=注意書きや、アスタリスクマーク=*マークがパッセージの中にあれば、ほぼその記述部分に関する問題が出されるはずです。
基本的にクエスチョンナンバー147~160くらいまでのシングルパッセージの前半は、1問に1分以上かけてはいけない問題です。さらに言えば、最初の3つのパッセージ(7問から8問程度)は5分で終わるのが理想です。それで中盤以降の問題にかける時間が稼げます。そのためには、できるだけパッセージから必要な情報だけを読み取り、回答につなげましょう。
前回も含めたシングルパッセージ攻略法を簡単にまとめると、
・問題、および選択肢の先読みを欠かさない
・シングルパッセージの前半(147~160くらいまで)を優先させる。(後半は後回しでもいい)
・さらにできる限り1問に1分以内の回答をこころがける。
・パッセージ中のアスタリスクなどの注意書きは問題に関係するので読み逃さない
次回もPart7について焦点を当てます。
英会話の初心者に焦点を当てた場合、成長段階ごとにテーマを変えた学習に効果があると言う経験からの事実をもとに、学習アドバイスを毎週更新