Vol.50. TOEIC L&R テスト対策(14)セクションのまとめ
これまで10数回に分けてTOEIC L&Rの対策をセクション、およびパートごとに
分けてそれぞれの効率的な解き方、コツをお伝えしてきました。
前回、TOEICの総まとめをすると伝えましたが、
今回はリスニングセクションの総まとめとしてもう一度簡潔にお伝えしたいと思います。
Part1
・directionが放送されている間にできる限りの写真に目を通す
・明らかに外れの選択肢がほうそうされることも多いのでそれらを探して消去法をとる。
・自分のできる限りの語彙力で問題に出てきた写真の説明を英語で作ってみる。
Part 2
・前半の問題(7問目から15問目くらいまで)は素直な問題が多いのでYes-Noクエスチョン(答えがYesかNoで答えるような問題)か、5W1H(What, Who, When, How などで始まる質問)の問題か、それ以外か最初の3,4単語を集中して聞いて対応する。
・後半の問題は回答が少しひねった答えになることが多いのでそのための心の準備をしておく。3択の選択肢のうち、確実に不正解とわかる選択肢を探す。
Part3
・問題の先読みが不可欠、公式問題集などでTOEICの出題フレーズに慣れておく。
(What is suggested about ~など)新形式以降は表や図などから問題をある程度推測する。
・“What does the man/woman mean/imply when s/he says ・・・?”のように、問題文にリスニングのフレーズがそのまま含まれる問題にも慣れておく。事前に問題に目を通しておけば、どこで出題されるかもわかります。
Part4
・Part3同様問題の先読み、表や図に先に目を通して少しでも多くの情報を事前に知っておくことが非常に大切です。
・問題の主語がspeaker(話し手)か、listener(聞き手)なのかを意識するようにする。
問題の3~4割程度の主語はspeaker、あるいはlistenerです。
以上のことを事前に準備しておくだけでなにも準備せずに受験するよりも確実にスコアアップが見込めます。
次回はTOEICリーディングセクションをまとめます。
英会話の初心者に焦点を当てた場合、成長段階ごとにテーマを変えた学習に効果があると言う経験からの事実をもとに、学習アドバイスを毎週更新