Vol.56 色々な英語(American English,Australian English,British Englishなど)、英語圏の外国人について
前回はアメリカ英語の特徴について少し触れました。今回は、オーストラリア英語について触れようと思います。
ただし、あくまで私が触れたオーストラリア英語である旨、ご了承ください。
基本的な特徴は皆さんも知っているかもしれません。
・イギリス英語(British English)と同様can’t の発音がカタカナで「カント」に聞こえる。また、もっとも有名なのはtodayやmateなど他の国の英語で「エイ」と発音する音が「アイ」に聞こえる。
・Aussie, lappy, Barbie,など「~ィー」とする短縮する形が多い。
・日本語で「どういたしまして」はNo worries ということが多い。
(ちなみにアメリカではDon’t mention itがpopularではないかと身近なアメリカ人は言ってます。)
・waterやbetterなど母音の後のrの発音は省略される。(専門用語ではr-less、non-rhoticと言うようです。)
・基本的に語尾を上げているように聞こえる。
母音の後のRの発音がない点では日本人にとってアメリカ英語より聞き取りやすいかもしれませんが、イギリス英語よりも比較的リンキング(単語と単語をつなげて発音すること)が顕著に行われるようです。その点では日本人にとってイギリス英語より聞き取るのが難しいかもしれません。
オーストラリア政府統計局によると、オーストラリアに行く日本人は2015年までは30万人程度、2016年に一気に40万人を超え、2017年も前年比4%増、43万人を超えたそうです。また、1980年に初めて日本とワーキングホリディ協定を結んだ国で、毎年およそ1万人の日本人がワーホリビザを利用してオーストラリアに渡航しています。また、昨年は25万人のオーストラリア人が日本に渡航、海外旅行先として5位に位置しているとのことです。
個人的にもオーストラリアには学生として、1年以上住んでいたので、お気に入りの国でもあります。
ぜひオーストラリア人とコミュニケーションととる機会があれば、積極的に話しかけてみてください。ほとんどの方が日本人に好意的です。
英会話の初心者に焦点を当てた場合、成長段階ごとにテーマを変えた学習に効果があると言う経験からの事実をもとに、学習アドバイスを毎週更新