横浜 英会話

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Vol.61 色々な英語(American English,Australian English,British Englishなど)、英語圏の外国人について

 

ここ数回に渡って、様々な英語圏の英語について触れてきています。またその国と日本との関わりについても触れました。
前回まで、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、フィリピン、アイルランドの英語についてでしたが、今回はニュージーランドの英語について触れようと思います。


 残念ながら私自身のニュージーランドとのつながりはあまりありません。
仕事上、ニュージーランドの教育機関のつながりはあるものの、残念ながらニュージーランドは多くの場合、日本人スタッフがいますのであまりナマのニュージーランド英語に触れる機会がありません。
さらにプライベートでもニュージーランド人の知り合いはほとんどいません。
数少ないニュージーランド英語に触れる機会といえば、外国人と面接する際にごくまれにニュージーランド人と話したことがあるくらいかもしれません。
ちょっと不本意ですが、ネットの情報も参考にしつつ、ニュージーランド英語の特徴をいくつか挙げてみます。

・フレーズの語尾を上げる傾向がある。(オーストラリア英語にも似た傾向がある)
・e=(日本語の「エ」に近い音)がi(日本語の「イ」に近い音)に聞こえる
 e.g. penがpinのように聞こえる
・a=(日本語の「ア」に近い音)がe(日本語の「エ」に近い音)に聞こえる
e.g. cat が 「ケット」のように聞こえる
・i=(日本語の「イ」に近い音)がu(日本語の「ウ」に近い音)に聞こえる
e.g. fish and chips が「フッシュ エン チュップス」のように聞こえる
・o=(日本語の「オ」に近い音)がoi(日本語の「オイ」に近い音)に聞こえる
 e.g. hello が「ヘロィ」に聞こえる


全体的に母音の発音にかなり訛りがあるとのことです。また、オーストラリアと同様、イギリス英語にルーツがあるのでスペリング(綴り)もイギリス英語に準じています。


前回アイルランドに焦点を当てた時と同様、残念ながらニュージーランドは「オーストラリアの隣の国」というイメージを多くの日本人が持っている気がします。自分自身もそのうちの一人かもしれません。
ニュージーランドはオーストラリアやカナダと並んで、30年以上前から日本とワーキングホリディ協定をお互いの国の若い人たちの交流を奨励しています。
また、2017年、ニュージーランドから日本への渡航者数は65,000人程度、日本からニュージーランドに渡航した渡航人数は11万人程度となっています。
オーストラリアやカナダへの渡航者数、逆にオーストラリアやカナダから日本に来る渡航者数と比べると残念ながら少ないものの、訪日ニュージーランド人、ニュージーランドに訪れる日本人ともにここ数年着実に増えています。


*渡航者数についてはJNTO(日本政府観光局)が作成したデータを参考にしました。
前回アイルランドの時にも参考にさせていただいていた、国の平和度指数をはかるVision of Humanityという組織が発表した、World Peace Index(世界平和度指数)ではニュージーランドは、2位にランクされています。
(2018年)また、母国語、公用語ともに英語圏の留学先としてはニュージーランドはリーズナブルです。
渡航先、語学留学先として十分に候補に入れていいと思います。
そのための英語もぜひ準備するといいと思います。
もし自分が単純に語学留学をするとすれば、英語圏の穴場ともいえるアイルランドかニュージーランドのどちらかで迷うと思います。




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