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大学入試センター 試行テスト(英語)について、リーディング編(1)

大学入試センター 試行テスト(英語)について、リーディング編(1)

 

 以前にも触れましたが、大学入試の制度が変わり、それに伴って外国語は将来的に外部試験に委託するという指針が発表されました。
11月に行われた試行テストでは、その移行期間(2023年度まで)に出題されると考えられるテストが用意されていました。
全国で約84,000人の高校2年生、3年生が受験したとのことです。
その中で英語は、筆記(リーディングセクション)は80分、リスニングセクションは40分の解答時間が与えられていました。


今回はリーディングについて触れたいと思います。
今までのセンター試験の問題の序盤にあった、アクセントや発音の問題、語順整序の問題がなくなっていました。
ただし、代わりにリーディング全体の量が増えたという印象があります。
大問が6問、そして最後の6問目は長文が2つあり、かなりの量を読み解く必要があります。
80分という時間を考慮すると、平均的な受験生が全てこなすことが出来るのかが少し難しそうな印象を持ちました。


受験生へのアドバイスとして、
問題の傾向として、まずはセンター試験の過去問の後半部分(大問4から大問6まで)が比較的類似した問題といえます。
前回までのセンター試験で必ず出題されていた前半(大問1から大問3まで)の発音やアクセント、語彙やイディオム、語順整序等の問題は、今回の試行テストでは出題されませんでした。
今後の新テストでは、問題作成する際にリーディング(読解力)に焦点を当てた問題を意図的に増やしているようです。
現時点で3年前までセンター試験の過去問題が大学入試センターのウェブサイトにあり、追試の問題を含めると6回分の試験問題があります。
無料で入手できますので、その問題を利用して、まずは時間を測りながらトライしてみましょう。




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