新TOEIC Bridgeテストについてのアドバイス(2)
前回は2019年6月から試験方式が変わるTOEIC bridgeについての触れました。今回からその新方式のTOEIC bridgeのアドバイスをセクション、partごとに、触れていきたいと思います。
まずはListeningセクますションのpart1についてです。
*IIBC(TOEIC試験の運営団体)が発表しているサンプル問題をもとにアドバイスをさせていただきます。
Part1は画像選択問題で6問あるとのことです。
問題用紙に4つの絵があります。それをもとに句やセンテンスを聞き、4つの絵の中で最も説明にふさわしい絵を選択します。
通常のTOEICL&Rのpart1は1枚の画像(写真)につき4つのセンテンスが流れて、その中から最もその写真の説明にふさわしいセンテンスを選ぶ形式ですが、その反対の形式です。
ほかのpartと比較して、おそらく難易度はそれほど高くはありません。そして大事な単語は少し強調して発音しています。
まずは、例題やdirection(解答方法)の説明がされている間、できるだけ多くの絵に目を通し、その絵にあるモノや人物などを自分で英語にしてみます。
ごく簡単な例で言えば例えば絵の中に帽子をかぶっている少年がいたら、A boy is wearing a cap. もし文章にできなければ、 “Boy” と”Cap”だけでもいいです。
(例1)A house in a forest.
(例2)She is reading in a library.
例1では”house” と”forest”、また、例2では”She”と”reading”と”libraryの部分が比較的強調されるはずです。
その強調された単語を聞き取り、理解できれば正解はすぐに見つけることができると思います。仮に”in” や”a"が聞き取れなかったとしても、例1では森と家が絵の中にあるものを選択できますし、例2ではたくさんの本がある背景のなかで読書している女性を選択できます。
目標にもよりますが、できればPart1は6問中5問以上、できれば全問正解を目指したいところです。
次回、part2についてお伝えします。
英会話の初心者に焦点を当てた場合、成長段階ごとにテーマを変えた学習に効果があると言う経験からの事実をもとに、学習アドバイスを毎週更新