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新TOEIC Bridgeテストについてのアドバイス(3)

新TOEIC Bridgeテストについてのアドバイス(3)


前々回から2019年6月から試験方式が変わるTOEIC bridgeについての触れています。新方式のTOEIC bridgeのアドバイスをセクション、partごとに、お伝えしたいと思います。


今回はListeningセクションのpart2(応答問題)についてです。
*IIBC(TOEIC L&PR試験の運営団体)が発表しているサンプル問題をもとにアドバイスをさせていただきます。
今後問題内容が変更になるかもしれません。


Part2はTOEIC L&Rのpart2にも似ていて、まず、ある短いセンテンスや質問文を聞き、それにふさわしい答えを4つの選択肢の中から選択するという問題です。
TOEIC L&Rのpart2と似ている出題形式ですが、違いとしては選択肢=が問題用紙に記載されているか、記載されていないか、と選択肢が3択か4択か、の違いがあります。
TOEIC bridgeのほうは4択でTOEIC L&Rよりも選択肢が多いので、その点だけをみると難易度が上がりましたが、選択肢の文章(フレーズ)がTOEIC bridgeは記載されています。
TOEIC L&Rは選択肢の文章(フレーズ)は記載されていません。
この点は違いは非常に大きく、選択肢もちゃんと聞き取らなければいけないTOEIC L&Rよりも格段に難易度は下がっているといえるでしょう。
極端な話ですが、問題を先読みしておけば選択肢を聞き取る必要はありません。
最初の問題の部分のみを集中して聞いて、そのあとすぐに正解の選択肢を選ぶことができます。
問題数は20問です。


これは公式ホームページを参考に問題を作ってみました。
以下のような問題文がまず流れます。
(例) Could you open the window, please?
問題用紙に以下のような選択肢が記載されています。また問題文のあとに選択肢も流れます。
(A)They open at ten.
(B)Why? Do you feel hot?
(C)Some clothes.
(D)I couldn’t try.


問題文が読まれた時点で選択肢が読まれるのを待つ必要はないので、すぐに回答します。
集中すべきは、問題文の最初の”Could you open”、つまり最初のS(主語)とV(動詞、助動詞含む)です。
これは以前にも伝えたと思いますが、英語には最初の数語(3~4語)に大事な情報が詰まっています。
最初の数語で主語は誰(何)か、動詞の時制、肯定か否定か、平叙文なのか疑問文なのかなどがわかることが多いので話し手が伝えたいことがある程度わかります。
まずはそれが肝心です。
正解の選択肢がある程度絞ることができます。
今回のセンテンスはそれほど長くないので難易度はそれほどでもありませんが、もう少し長いセンテンスでも同じです。
そこから少しずつ聞き取れるスパンを長くしていくことで徐々に聞き取れる単語が増えていきます。
次回Part3に焦点を当てます。




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