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新TOEIC Bridgeテストについてのアドバイス(6)

新TOEIC Bridgeテストについてのアドバイス(6)


前回に引き続き、2019年6月から試験方式が変わるTOEIC bridge L&Rについて触れていきます。


今回からはリーディングセクションに焦点を当てます。まずはpart1です。
このセクションは2019年5月以前に実施された旧TOEIC bridgeのPart4、また、現TOEICのpart5と同じ出題形式です。
4択の穴埋め問題で、文法や語彙力を主に問う問題が15問出題されます、難易度はおそらく旧TOEIC bridgeとそれほど変わらないでしょう。
日本の高校レベルの文法や語彙力があれば、90%以上の正答率が見込めると思います。

以前、TOEICのpart5を解く際のコツと重複する部分もあるかと思いますが、改めてこの文法、語彙力を問うセクションの解き方のコツを考えてきます。
主に以下の項目について出題されていますので、どの項目を聞いているのかを見極めるのかがまず第一歩です。


語彙、品詞、動詞の時制、代名詞の種類、前置詞、接続詞、あるいは前置詞と接続詞の区別、熟語(相関語句)、比較級、仮定法のルール など。


そしてどれに該当するかは大抵4つの選択肢から判断できます。
ですのでまずは問題文を読む前に、問題の選択肢をチェックしてみましょう。


例えばTOEIC bridgeのサンプル問題は2題出題されていて、以下のような選択肢が提示されていました。
(A)closer
(B)closest
(C)closely
(D)closeness
選択肢だけを見ると出題者は品詞、あるいは比較級に関して、解答者に対して出題していることが判断できます。
(A)は比較級、(B)は最上級、(C)は副詞、(D)は名詞です。
まずここまで分かる人の多くは正答を導き出す事ができると思います。
品詞をちゃんと理解できれば、(A)~(D)のどれを入れれば文法上正しい文章になるのかを見極めることができるでしょう。


次の問題の選択肢は以下でした。
(A) later
(B) greater
(C) stronger
(D) wider
この問題は全ての選択肢がlate, great,strong,wideの比較級で、それぞれ意味の違う単語です。
これは単語の語彙の知識を出題していることが読み取れます。
単語のレベルは中学で習う単語ばかりです。あとは問題文を読んで意味が通る選択肢を選べば正解にたどり着きます。


次回はリーディングセクションPart2です。




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