新TOEIC Bridgeテストについてのアドバイス(8)
前回に引き続き、2019年6月から試験方式が変わったTOEIC bridge L&Rについて触れていきます。
今回はリーディングセクションの最後のパート、part3です。リーディングセクションの一番の重要な部分とも言えます。
問題数は合計で20問、様々なシチュエーションの文書、広告、メール、ウェブページ、テキストメッセージなどのパッセージが題材となって、それぞれのパッセージから2問~3問程度が出題されます。
TOEIC L&Rのpart7と同じような出題内容で、難易度が下がった問題と言えます。
まず、時間配分について、リーディングセクションの解答時間は全部で35分ですが、このpart3にできれば20分をかけられると望ましいです。
そのためにはpart1を7分~8分間、part2も同じく7分から8分間程度で答えれば、残り約20分でpart3の問題に取り組むことができます。
できれば、試験時間が残り20分より少し前に、part1やpart2を仮にやっていたとしてもpart3に目を通し、一目でパッセージの内容がわかる問題であれば、まずはその問題から取り組むことをお勧めします。
また、問題へのアプローチとしては、以前TOEIC L&Rでも触れたことがあるのですが、英語を英語として理解することができる方以外は、パッセージを熟読する前に問題文、および選択肢の先読みをしたほうが試験時間をより効率的に使えるでしょう。
問題文はほぼ5W1Hで始まる問題ですのでサンプル問題や公式問題集を参考にどのような質問がされるかを事前に知っておく事も大切です。
テストでの設問形式は以下のように聞かれます。
According to the advertisement/e-mail/ notice, why/when/where ・・・?
What does the notice give?
What is Michel(人物名や団体名など) most likely do?
What is stated ・・・?
What is suggested ・・?
What is indicated ・・?
以上のような質問文にすぐに対応できるようにしておくだけで、少しでも時間をセーブできます。
次回、新しくなったTOEIC bridge L&Rの試験対策をまとめます。
英会話の初心者に焦点を当てた場合、成長段階ごとにテーマを変えた学習に効果があると言う経験からの事実をもとに、学習アドバイスを毎週更新