英語に関するQ&A(1)日常会話レベルから脱してビジネスレベル
10/04更新
英語に関するQ&A(1)
2000年代前半から現在まで15年以上、小学生から社会人まで色々な世代、色々な職業の方々に英語を教えてきて、英語を学ぶ生徒さんや留学希望者の方から、限りなく沢山の質問を受けてきました。その中でインターネット上の質問と重なる質問も時々見受けられます。そんな質問に答えていこうと思っています。
Q: TOEIC L&R で730点は取れるのですが、いかんせん話せません。日常会話レベルから脱してビジネスレベルまでスピーキングを持っていきたいのですが。どうすればいいのでしょうか。
A: TOEICを受験したということはおそらくそのためのテキスト等はお持ちかご覧になったことがあると思います。
①まずは、TOEICリスニング教材を利用しましょう。
ビジネスでの場面を想定したトピックのリスニング問題を利用します。
その問題で流れてくるフレーズに続けて自分でもそのフレーズをまねできるようになりましょう。
同じフレーズを何度も練習したり、実際に自分のポジションに置き換えて練習したりするのもありです。
TOIECのリスニングの対策については
②可能ならTOEICのリーディング教材も利用しましょう。
ビジネスメールなどの問題をピックアップして、その中で使えそうなフレーズを声に出して読んでみてください。
例えば、教材の中にこんなフレーズがあったとします。
(実際あるTOEICのリスニング教材の中にあったフレーズを少し変えたものです。)
“At today’s meeting, I’ll be training everyone on how to use the new application.”
まずはこのフレーズをそのままリピートしてもいいですし、
例えば、自分の後輩に新しいソフトの使い方を教える機会があるとすれば以下のようなフレーズにして練習することも可能です。
“I’ll be training you on how to use the new software.”
このフレーズを何度も練習することで口の動きがスムーズになっていくはずです。
ちなみにTOEICで730と言えば、比較的レベルの高い英語力をお持ちだと思います。
リスニングとリーディングのスコアに偏りがない限り、一定程度のリスニングができ、またある程度の語彙、および文法の知識があるはずです。
あとは、アウトプットの機会をたくさん得ることができれば、おのずと会話力、スピーキング力はあがるでしょう。
ただ、外国人と練習する機会が多くない場合、教材の中にある使えそうなフレーズを使って、1人でフレーズを口に出すだけでも、アウトプットのトレーニングになるので、恥ずかしがらずにできるだけ繰り返して口に出してみてください。
繰り返せば繰り返すほど自分で使えるフレーズとし身についてくるはずです。
さらに文法やボキャブラリーがあればもっと色々なパターンのフレーズが増えていきます。
少しずつ増やして、ビジネスの場面でも英語がすぐに出てくる機会を増やしていくといいと思います。
TOEICのリスニング対策については以前のメッセージvol.39 位から数回に分けて書いています。
英会話の初心者に焦点を当てた場合、成長段階ごとにテーマを変えた学習に効果があると言う経験からの事実をもとに、学習アドバイスを毎週更新
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