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英語に関するQ&A(8)リスニングテストは簡単なこと言ってる

英語に関するQ&A(8)リスニングテストは簡単なこと言ってる


2000年代前半から現在まで15年以上、小学生から年配の方々まで色々な世代、色々な職業の方々に英語を教えたり、留学カウンセリングをしたりしながら英語を学ぶ生徒さんや留学希望者の方から、限りなく沢山の英語に関する質問を受けてきました。その中でインターネット上の質問と重なる質問も時々見受けられます。そんな質問に答えていこうと思っています。


Q:英語リスニングについて。 「原稿?を見たら簡単なこと言ってる。」 と思うのですが、リスニングが出来ません。


A:「簡単なこと言ってる。」その通りです。
色々な英語資格試験においてリスニングテストがあると思いますがほと、多くの資格試験でそれほど難しい内容をリスニングテストで出題することはないはずです。
私がリスニングを教えた生徒さん達のほとんどが原稿=スクリプトを見て、「知らなかった単語はほとんどなかった。」と言っています。


聞こえないのにはいくつか原因がありますが、とりあえず2つ挙げます。


①一つは、(何度か触れたことがあるかもしれませんが、)自分が思っている単語の発音と、ネイティブが発音する発音とは違うということです。
特に外来語が非常に日本語には多くの外来語、特に英語から来た外来語が沢山あります。
例えば<バースデイ>、英語では<birthday)>です。
文字だと発音をうまく表現できないのですが、特に<birth>の部分が<バース>という発音というよりも<ブース>という発音に近いですし、<r>の発音が含まれているせいでこもって聞こえます。
初心者の方はbirthdayを日本語の<バースデイ>という音で記憶しているので、ネイティブが発音する<birthday>が聞き取れないという可能性があるのです。


②もう一つの大きな原因の一つとして、日本語と大きく違うのは、文章になった時、単語と単語の音のつながったり、音が変わったり、音がなくなったりするということが発生しているということです。
例えば<check it out>というフレーズは多くの方が知っていると思います。これが<チェック、イット、アウト>ではなく、<チェキラ>のように聞こえるはずです。つまり、一つ一つの単語<check>,<it>,<out>を別々に発音するのと、1つのフレーズとして<check it out>と発音するのは全然違います。
じゃあどのようにしてリスニングを上達させるのか、ということですが、
①の解決法は、カタカナ英語(外来語)の発音はできる限り忘れて、もう一度ネイティブの発音で覚えなおすということです。外来語は日本人が発音しやすいようにむりやりカタカナに当てはめた言葉と位置付けて、もう一度ネイティブの発音で覚えなおしていきましょう。


②の解決法ですが、単語と単語がつながった時に音がつながるケース、また単語の音が変化するケース、音がなくなるケースに関しては、一定のルールがあります。このルールについて、文法用語を用いて全てを説明するのはここでは避けますが、フレーズ(単語がつながった状態)になった時の発音のルールや、単語の発音の変化を学ぶことで、自分が思ってる発音とネイティブの発音のギャップを少しずつ埋めていくことがリスニング力を高める方法の一つになりますせんもん。


ちなみに英検のリスニング対策についてはVol.26で触れています。
英会話のアドバイス.124英文メールのすすめ(26)



英会話の初心者に焦点を当てた場合、成長段階ごとにテーマを変えた学習に効果があると言う経験からの事実をもとに、学習アドバイスを毎週更新


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