なぜ「講師との関わり」を大切にしているのか
当校のリスニングレッスンでは、各テーマのページで「人に教えてもらう意義」について触れています。これは単なる営業的な言い回しではなく、当校代表の岡田真作自身が、当校(ワイアールシー英会話)に通う生徒さんを対象に行った学術研究の知見に基づいています。
独学だけでは、学習意欲が続かなくなった原因や、自分の学習方法が合っているかどうかを客観的に確認する機会が少なく、同じところでつまずき続けてしまうことがあります。他者との関わりを持つことが学習意欲の向上にどうつながるのかを、当校の実際の生徒さん20名への調査を通じて明らかにしたのが、この研究です。
研究情報
タイトル:成人の学習者において他者との関わりが学習動機づけに与える効果 ― 街にある語学教室の事例 ―
英題:Motivational effect of talking with people on adult learners – Case study of a local language school –
著者:岡田真作(当校代表/横浜国立大学大学院環境情報学府博士課程前期修了),安藤孝敏(横浜国立大学)
掲載:横浜国立大学環境情報研究院・環境情報学府紀要「技術マネジメント研究」第16号(2017年3月31日発行)
調査対象:当校(ワイアールシー英会話)に通う成人学習者20名
副題にある「街にある語学教室」とは、当校(ワイアールシー英会話)そのものを指します。つまりこの研究は、他校の事例や一般論ではなく、当校に実際に通っていた20名の生徒さんへのインタビューをもとに行われた、当校自身の事例研究です。
研究では、変容的学習理論(準拠枠変容)という理論的な枠組みに基づき、モチベーションの変化を可視化する「モチベーション変容グラフ」を用いた半構造化インタビューを実施し、SCAT分析という手法で言語記録を分析しています。その結果、学習を始めたばかりの「入門期」と、学習を続けている「継続期」とでは、学習意欲が下がる頻度に違いがあること、そして他者との関わりを通じて「ものの見方が変わる経験(準拠枠変容経験)」を積み重ねることで、入門期の学習者が継続期の学習者へと変化していくことを明らかにしています。
当校のレッスン設計は、代表自身がこの研究で得た知見――他者との関わりが学習意欲の維持・向上に直結するという知見――を土台にしており、現場での指導経験と学術的な裏付けの両方に基づいています。
レッスンへの活かし方
この研究の知見を踏まえ、当校の基礎リスニングレッスンでは、独学で聞き流すだけでは気づきにくい「聞き取れない原因」や「学習方法そのものの合う・合わない」を、講師が一緒に確認しながら進めることを大切にしています。各テーマのページでご紹介している「人に教えてもらう意義」は、こうした研究の知見を日々のレッスンに反映したものです。
各テーマの詳細は以下からご覧いただけます。