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英語に関するQ&A(50)英語を話す時は単語と単語がつながって発音される

英語に関するQ&A(50)英語を話す時は単語と単語がつながって発音される


本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り


2000年代前半から現在まで15年以上、小学生から年配の方々まで色々な世代、また、インターナショナルスクールに通う子供を持つ主婦、弁護士さん。外資の製薬会社営業ウーマンなど、色々な職業の方々に英語を教えたり、留学カウンセリングをしたりしながら英語を学ぶ生徒さんや留学希望者の方から、限りなく沢山の英語に関する質問を受けてきました。その中でインターネット上の質問と重なる質問も時々見受けられます。そんな質問に答えていきます。


Q:英単語帳を読んでも英語が読めるようにならず、発音記号を見ても理解できないのですが、まずは発音記号の意味を覚えることから始めた方が良いでしょうか。


A:まず私の考えを伝えると、答えは”いいえ”です。もちろん発音記号を知っておいても損はないと思います。ただ、それが最初に覚えるべきことか、理解するべきことかというと、そうではないと言う事です。
 まず最初は、文章で話す時(会話時)の発音を使われている単語を見ながら(=スクリプトを見ながら)その音を聴いて、どういう音なのかを学んだりすることのほうが重要だと思います。主な理由を挙げます。


①日本語は話す時に単語と単語の音がつながることはあまりないのに対して、英語を話す時は単語と単語がつながって発音されることが沢山あります。その時英語は音が消えてしまったり、違う音に聞こえてしまったりするので一つ一つの単語の発音記号を学んでいくのはあまり効率的ではないと思います。


②実際の会話やナレーションの時に、単語によっては、発音記号に書いてある音とは違う発音をするものもあります。代表的な単語は”little”や”beautiful”などの単語の途中に”t”が入る単語です。この”t”は発音記号でも”t”です。日本語のタ行の時の子音に近い口の形にして発する音です。ですが、実際の会話においては発音記号としては”d”だったり”l”に近い音だったりします。また、”little”についていえば、発音自体しない時もあります。(”リㇽ”や”リゥ”のように聞こえます。)


③何より多くの人にとって、何かを機械的に”覚える”のは楽しくありません。だったら、リスニングトレーニングとして誰かの会話やナレーションを聴いていた方が、機械的に覚えるような作業よりもまだましです。もし受験や資格試験などで学ぶ期限が限られていなければ、好きな題材、例えば映画とかを使って学ぶ方が断然楽しく学べます。


結論に戻りますが、一つ一つの単語の音を発音記号を見て、その口の形などを頭で理解するより、会話で使われる頻出文章やフレーズを聴き取って、その音に慣れる方が効率的です。言い換えると、会話やナレーションの中で、英語は単語と単語の音がつながったり、音がなくなってしまったり、音が変わってしまったりすることを意識すること、慣れることの方が良いです。
ついでにその文章、フレーズを真似して自分で発音してみることでスピーキングのトレーニングにもなります。


最初はカタカナのような発音でもいいと思います。日本語を母国語として学んだ人は日本語の発音するための口の筋肉しか使っていないので。少しずつネイティブの発音に寄せていくことができればいいと思います。
アドバイスVol.155でまず何から始めた方がいいのかについて触れています。一度ご覧になってみてください。