横浜 英会話

英語に関するQ&A(62)パス単を使っています。

英語に関するQ&A(62)パス単を使っています。


本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り


2000年代前半から現在まで15年以上、小学生から年配の方々まで色々な世代、また、エンジニアさん、弁護士さん。外資の製薬会社営業ウーマンなど、色々な職業の方々に英語を教えたり、留学カウンセリングをしたりしながら英語を学ぶ生徒さんや留学希望者の方から、限りなく沢山の英語に関する質問を受けてきました。その中でインターネット上の質問と重なる質問も時々見受けられます。そんな質問に答えていきます。


Q1:英検2級の出る順パス単の2012年3月20日に発売したものは今からの英検の勉強するのは意味がないですか?最新のモノを買った方がいいですか?


Q2:英検2級を受ける者です。パス単準2級の熟語は完璧に覚えているのですが、パス単2級を購入していません。2級の熟語は準2級のパス単の熟語でどのくらい対応できますか?


Q3:英検準一を受けます。現在パス単を使っています。名詞系や形容詞系は覚えた方がいいですか?それとも単語帳に出てる単語をすぐに日本語に訳せるように徹底した方が良いでしょうか?


A:1月は共通テストの後に、すぐに英検が行なわれます。同時に受ける人は多くはないでしょうが、どちらも日本では数十万人が受けるとても大規模なテストです。その英検に関する質問でふと目についたのは”パス単”でした。多くの方が”パス単”を使っているみたいですね。私自身は、”パス単”という単語集は聞いたことがあったのですが、それを使って勉強をした事は無かったのでどういう本なのか調べてみたり、実際にも手を取ったりして確認してみました。結論から言うと、級にもよりますが、概ね英検の受験生にはお勧めできると思います。
上級レベル(準1級、1級)は旧バージョンに比べて難易度が下がっているとのことで多少不満がある購入者がいるようですが。


Q1.に対するAnswer
基本的に古い参考書でもいいと思います。見やすさは最新のほうがいいと思いますが2級と2級よりも下のレベルであれば、単語のレベルに関しては以前の単語集を使ってもそれほど変わらないはずです。


Q2.に対するAnswer
準2級のパス単を使用するよりは、2級用のパス単を使用するか、2級の過去問等(長文の中の単語でわからない単語を勉強できます)を利用して単語を学んでもいいと思います。基本的に準2級の単語集は準2級用です。英検の特徴として、レベルに関わらず主に語彙に関する大問1はそれぞれの級に応じた語彙を出題する傾向があります。


Q.3に対するAnswer 前回も共通テストの質問に対するアドバイスをしました。前回はリーディングに関するテクニカルなコツをお伝えしましたが、今週はリスニングに関して焦点を当てたいと思います。


①英検2級と比べて難しいか、それとも同じくらいの難易度か?との質問ですが、これは問題ごとに違うと思います。
 大問1と2は英検2級よりも難易度が低い問題でしょう。英検準2級レベルでも正解を導き出せる問題です。
 大問3と4は、英検2級レベルの問題でしょう。大問3は英検2級のpart1のダイアログ(会話問題)と同レベル程度、大問4はpart2の説明文(ナレーション問題)と同レベルだと言えるでしょう。
 大問5と6は、英検2級よりも少し難易度が高い問題と言えるかもしれません。単語のレベルは高くないものの、2級よりも長時間の集中力を要求されます。これが難易度を上げる大きな要因かもしれません。
難易度についてはこのくらいにして、共通テストリスニングの効果的な学習法に焦点を当てましょう。


②試行調査で使われた問題や過去問のスクリプトを活用して、弱点をあぶりだしましょう。
試験直前ならば、やはりその試験の過去問が一番類似しているのでそれを使う方がいいと思います。何よりギリギリの時期であればあるほど、共通テストなら過去問と同等とも言える試行調査も使えると思います。逆に他の試験問題(英検や他の大学入試の過去問、問題集など)などの学習では、本番までの試験期間がぎりぎりであるほど出題形式の違いや、リスニング速度の違いなどがあるかもしれません。やはり共通テストの過去問や試行調査で使用された問題の音声データとスクリプトを使って、自分の弱点を把握しましょう。具体的に弱点とは、大体以下のような点です。


A.どの部分が自分の想像していた発音とネイティブの発音とのギャップがあったのか
B.どの部分が聞こえづらかったのか
C.スピードについていけなかったのか
D.知らない単語、熟語(語彙)ばかりがでてきたのか など。


③弱点を克服できるまで聞き直しましょう。
A.自分の想像した発音とネイティブの発音のギャップがあった場合→いくつあったか確認しましょう。音が違ったという事を意識するだけで比較的、記憶に残るので克服には時間がかからないと思います。一度自分でも発音して自分の声で聴くとさらに記憶に残ります。


B.聞こえづらい部分があった場合→英語の音のルール(音の繋がり、音の脱落、音の変化など)を意識して、自分でも発音を真似して音読してみましょう。聞こえづらかった所を意識できるようになるはずです。


C.スピードについていけなかった場合→音声データを聴きながら、スクリプトを目やペンで追いましょう。繰り返し聞きましょう。もしスピードが変えられるなら1、2回目は少し速度を下げて、その後は通常の速度で追えるようにしましょう。


D.語彙力が足りなかった場合→知らなかった単語を調べ、さらにスクリプトを見ながらその単語(熟語)が含まれている文を音読、さらに例文として覚えるようにしましょう。他のA,B,C,に比べて一番時間がかかる克服法かもしれませんが、リスニング力も語彙力も上がる学習法という風に考え方を切り替えてトライしてみて下さい。


他にも弱点はあるかもしれませんが、とりあえずは共通テストの過去問とそのスクリプトを利用して聴くことは正攻法かつ一番のスコアアップの近道です。試験に近い時期であればあるほど耳に残っているはずなので最低一度は聴いてみましょう。


                             アドバイスVol.171でも共通テストリスニングパートについて触れています。参考になる部分もあると思うので、そちらのアドバイスについても一度ご覧になってみてください。


共通テスト