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英語に関するQ&A(77)英語のリスニングの問題のヒント

英語に関するQ&A(77)英語のリスニングの問題のヒント


本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り


2000年代前半から現在まで約20年、小学生から年配の方々まで色々な世代、また、エンジニアさん、弁護士さん。外資の製薬会社営業ウーマン、また英語の先生に英語を教えるなど、色々な職業の方々に英語を教えたり、留学カウンセリングをしたりしながら英語を学ぶ生徒さんや留学希望者の方から、限りなく沢山の英語に関する質問を受けてきました。その中でインターネット上の質問と重なる質問も時々見受けられます。そんな質問に答えていきます。


Q:英語のリスニングの問題で、
She has completely ( ). と言う文章が流れ、括弧の中は”recovery”と言っているように聞こえたのですが、合っているでしょうか。
話の流れとしては病院で家族の病歴を看護師山河聴いているという設定の流れです。どなたか教えて頂けるとありがたいです。


A. この質問を選んだのは、リスニング問題も文法的な部分から正解を導く事が可能であるとお伝えしたかったからです。おそらく、この問題は、中学か高校でのリスニング試験の問題だと思います。この問題は、リスニング能力を測る問題だけではなく、基礎的な文法力も測る問題だと思います。というのは”has completely”をちゃんと記載しているからです。出題者は、”has”があることで①時制に関するヒント、そして”completely”があることによって②次に来る品詞に関するヒントを与えてくれています。


①のヒントに関して、
“has”は大きく分けると動詞として使われるか、現在完了形を表現する為に使われるかの2択です。もし動詞として使われているならば、基本的にその後に(何を)持つのかという(何)という名詞が必要になります。もし現在完了形を表現するために使われているならば、原則として動詞の過去分詞形が後ろに来るはずです。この時点では選択肢が2つあります。


②のヒントに関して
”completely”は<完璧に、完全に>というadverb(副詞)です。副詞は、名詞以外の品詞などをより詳しく説明(=修飾)します。( )の後にはすぐにピリオドがあり、文章が終わります。つまり”absoletely”の後の( )の中には、必ず名詞以外の品詞を入れる必要があります。


①と②のヒントから( )の中には、動詞の過去分詞形、そして名詞以外の品詞が入る可能性が高いことが分かります。そして質問者様は”recovery”のように聞こえたとの事でした。”recovery” は名詞ですので、そのままではおそらく不正解です。つまりrecoveryに近い過去分詞形が正解の可能性が高くなります。”recover”=<回復する>という動詞の過去分詞形である”recovered”が正解であると思われます。


前回のアドバイスVol.232では、英語のリスニングと文法の関係性について触れています。そちらのアドバイスについても一度ご覧になってみてください。



英語のリスニングの問題のヒント