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英語に関するQ&A(83)TOEICと英文法

英語に関するQ&A(83)TOEICと英文法


本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り


2000年代前半から現在まで約20年、小学生から年配の方々まで色々な世代、また、エンジニアさん、弁護士さん。外資の製薬会社営業ウーマン、また英語の先生に英語を教えるなど、色々な職業の方々に英語を教えたり、留学カウンセリングをしたりしながら英語を学ぶ生徒さんや留学希望者の方から、限りなく沢山の英語に関する質問を受けてきました。その中でインターネット上の質問と重なる質問も時々見受けられます。そんな質問に答えていきます。


Q::英語がニュアンスで大体意味が分かるレベルになってきたのでセンスでとけているのか、文法を理解していないのに意味はある程度わかります。それでも最初に文法をマスターすることが大事と聞き、泣く泣く文法をやっているのですが、この場合、勉強法をなにか変えた方がいいですか?
また目的によってこの回答の答えが代わってくると思うのですが、目的はTOEIC(L&R)で高得点を取ることです。
文法をやらずに問題をゴリゴリ解いた方が良いのではないかと最近思っています。
今回もTOEIC(L&R)に関する質問をピックアップしました。TOEICは、スコアと本来の英語能力とのギャップが指摘されているものの、いまだ、英検と並んで年間総計で200万人以上受験生がいるとても有名なテストです。


A.質問者様のTOEIC(L&R)の高得点を取るのが目標とありますが、TOEICの高得点と言ってもリーディングセクション300~350点前後位でいいのか、或いは400overを目指すのかによっても違ってくる気がします。ただ、リーディングで400~450点overを目指しているのならば、文法をしっかりと理解することと、いかに時間効率よく問題を解いていくかという二つのトレーニングが必要だと思います。
仮にリスニングセクションが350点だった場合を考えてみます。


①トータル650~700点前後を高得点と考える場合、
ある程度長文(part6やpart7)に対応ができるという自信がある≒文法がわからなくても語彙的な知識を元に正解が推測できるならば、という条件付きで今はいかに時間をかけずに沢山の問題に解答するかを先に目指すのもありかと思います。
前回のアドバイスと矛盾しますが、上記の条件(ある程度長に対応ができる)があるのならば文法の学習は後回しにしてもいいと思います。ただし、300~350点くらいから(もっと低いスコアかもしれません)、文法を理解していないと解けない問題が脚を引っ張って、スコアの伸びの鈍化がおきると思います。


②トータル750overを高得点と考える場合、
文法知識で解答できる問題にも取り組むべきでしょう。つまり文法知識をしっかり身につけるべきでしょう。前回も伝えましたが、リーディングセクションの中で文法知識に関する問題はおよそ25問~30問程度です。リーディングセクション全100問中、25問~30問を”捨て問題”にすると言う事は、かなりのスコアロスと考えるべきです。


 何度もお伝えしていますが、ネイティブではない方が英語をちゃんと話せるようになりたいと考えるならば、基本的な文法をしっかりと学習、習得することです。それがネイティブの人にとって分かりやすい英語になります。文法をあまり学ばすにネイティブの人と英語で話すことは、ネイティブの人にとって、かなりのストレスになる可能性があります。それが定期的に話す必要があるならなおさらです。 
 反対の状況を想像してみてください。いつまで経っても日本語が片言の外国人と、日本語が少しずつ話せるようになっている人と比べたら、どちらに親近感がわくか、どちらと話したくなるでしょうか。


アドバイスVol.10で、TOEICと英文法について触れています。そちらのアドバイスについても一度ご覧になってみてください。

550点を超えるためのアドバイス