リスニング 基礎の直感化

リスニングは短期間で習得可能で、直ぐに利用可能、いつでも利用可能なスキルだからメリットがたくさん。

リスニングスキルがあると「かっこいい」

リスニングスキルがあると実用範囲のオプションがいっぱいあるのです。
コーヒーを飲みながら英語のラジオを楽しむ。 洋曲を楽しむ。 映画を字幕無しで楽しむ。 youtubeなどインターネット上で英語の動画を楽しむ。
もっと素敵なイメージを持たれた方もいるでしょう。

リスニングは仕事でも活きてくる。
会議に参加・セミナーに参加でも活きてきます。

話すよりも聞くが先

話すよりも聞くが先 聞く力が土台

日本人は他の諸外国に比べ、比較的おとなしい、言葉数が少ないと考えられがちです。実際会議等においても自ら積極的に発言をするということが日本人はあまり多くない、消極的な姿勢に見られることが多いようです。言葉数が少ない人にこそ、リスニングを上達させることで他の人の発言を吟味することができ、しっかりと意見を述べるための土台が出来上がります。


話すよりも聞くが先 石川

昔の英語 最近の英語学習

  日本で英語教育を受けた多くの成人は、英語を学習する際、まずは教科書を開いてマイクやポールと言う名前の外国の学生が、ケンやタカシと言った日本人学生と自己紹介をしあうような場面から始まるような勉強から始まったのではないでしょうか。
つまり教科書を読む、リーディングを中心としたレッスンが行われてきました。
 現在は、徐々に小学校から教科としての(コミュニケーション)英語が取り入れられたり、中学校、高校の授業にも*JETプログラムを中心に学校の授業にALT(Assistant Language Teacher )が参加したりして、少しずつリスニング、スピーキングを中心とした英語を取り入れて来ています。
すでにJETプログラムは毎年5000人程度の外国人を受け入れてから25年以上が経ちました。まだまだ改善の余地があるかもしれませんが、徐々にその効果は出てきています。
 例えば、主にアメリカに留学する際に英語力の指標として使用されているテスト=TOEFLの運営団体は毎年国別の平均スコアを発表しています。
インターネットでの受験が主流になった2005~6年度のスコアでは日本は120点満点中65点、2010年のデータでは70点です。
さらに2019年のデータでは72点と少しずつですがスコアは伸びつつあります。
まだ改善の余地はあると思いますが、リーディング中心のからリスニング、スピーキングにもバランスを置いた授業がもたらした効果ともいえるでしょう。


 また、このテストは4技能ごとにスコアデータも出しているのですが、そのスコアデータからもう一つ読み取れることとして、スコアが上位の国の多くはリーディングやライティングのスコアよりもリスニングやスピーキングのスコアの方が高いという傾向があります。
また、アジア諸国の中でトップのシンガポールは小学校の授業から国語以外の授業は原則として英語で行われているそうです。
つまり小学校から先生の英語を聴き続けること、それに英語で答えることを子供のうちから育てることで英語力を発達させています。
つまりリスニングとスピーキングにバランスを置く事で英語力の向上を目指していることが伺えます。


 では、特に学生時代読み書きを中心として学習してきた人は、今後の英語力向上として最初に何をすべきかと言えば、言うまでもなくリスニング、スピーキング力のトレーニングです。
さらにリスニングをまず向上させることで表現力が豊かになる事にもつながります。
そのリスニングを短時間でアップさせるような学習を取り入れることが総合的な英語コミュニケーション能力のアップに必要でしょう。


*JETプログラム=地方自治体が総務省、外務省、文部科学省及び一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)の協力の下で、主に海外の青年を招致し、地方自治体、教育委員会及び全国の小・中学校や高等学校で、国際交流の業務と外国語教育に携わることにより、地域レベルでの草の根の国際化を推進することを目的としてたプログラム

話を聞く 打破するための第一歩
話すよりも聞くが先 石川

今後、グローバルな世界において外国人と話す機会は、必然的に増えていく事でしょう。どうしても言葉数の少ない人はさらに自己主張しづらい環境になるかもしれません。それを打破するための第一歩として、相手の話していることをよく吟味すると言う意味でリスニングのトレーニングをするといいでしょう。そこから様々なフレーズを学び、自分でも使える表現にしていくことができます。


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