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英語に関するQ&A(94)近い将来海外生活を考えている

英語に関するQ&A(94)近い将来海外生活を考えている


本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り


2000年から現在まで20年以上、英語を教えたり、留学カウンセリングをしたりしながら沢山の英語に関する質問に答えてきました。その経験をコツコツと書いていきますのでよろしくお願いします。


Q:英語の基礎はあるが、話せない。TOEIC720点、仕事は特にスキルなしだが社会人経験4年あり、オフィスワーク、ホテル勤務経験あり。20代後半の女性です。私が今海外に出るとしたらどんな形がいいですか?


①留学(英語、専門分野の勉強)
②ワーホリ(文化体験知る、現地で働く経験をする)
③そこまで英語力を求めない現地企業に就職。
(それぞれの選択肢の懸念事項)
①今の業種についてスキルアップになるがお金がかかる、将来キャリアアップはそこまでめざしていない。
②日本帰国時に就職できるか不安
③今の状態で就職できる企業があるのか。
今のところ国はまだ決めていません。条件に合ったところで探そうと思っています


A:英語力がある程度ある方で、近い将来海外生活を考えている方の質問を選びました。ご自身で選択肢を3つ挙げていらっしゃるので、おすすめ順に簡単なアドバイスをさせて頂こうと思います。


第1のおすすめは
①の”留学”です。いくつか留学をおすすめするメリットを挙げます。
・さらなる英語力のアップが見込まれる。
・日本の大学や専門学校にはないような専門分野がある。
・国や地域によってはパートタイムでの仕事も可能になる。
例えば、国によっては学生でも合法的にアルバイトができますし、観光に力をいれてる国が多いので観光に関する学問が日本より多くあります。別に大学でなくても専門学校等でも学ぶことができます。そこまで専門知識を探究する学問ではなく、日本ではなかなか学ぶことができないものもあります。そういった分野を知るのも1つのアイディアです。
デメリットは費用かもしれません。やはり初期費用が他の選択肢に比べ確実にかかります。また、基本的には同じ都市に滞在する必要があります。


第2のおすすめは、
②”ワーキングホリディ”です。メリットは以下になります。
・渡航後、何をすべきかという選択肢(学習、アルバイト、旅行)が自由。
・留学に比べ、授業料がそれほどかからない。
・色々な地域に滞在が可能。
ワーキングホリディのいいところはやはり自由度でしょう。


デメリットは、比較的海外渡航に人気のアメリカと日本はワーキングホリディ協定は結ばれていないため、アメリカは選択肢に入らないこと、また、自由度が高い分、ちゃんとした目標と自分を律して生活しないと日本と変わらない生活になってしまう可能性があります。残念ながらそういう方が相当数います。(私の経験則ですが、)


第3のおすすめ、といっても最後の選択肢はおすすめと言えるかわかりませんが、
③の”そこまで英語力を求めない現地企業に就職”です。
・滞在費用は自分で賄う事ができる。
他にもおすすめできるメリットは細かく探せばあるかと思いますが、すぐに思いつくメリットとしては
1つのみです。


デメリットはとしては、簡単に海外での就職先を探す事ができるか疑わしいこと、またそもそも海外の企業=現地企業側が、特別なスキルを持たない、さらに英語力に長けているわけではない人材を雇いたいと考えるのかという事もあるかと思います。基本的に現地企業は、現地の住民がもっていないスキルを持っている人材を雇用するか、或いは日本語(日本人)と現地の住民=現地の言語(英語)を話す人を繋ぐことができる人材を雇用するはずです。そのどちらにも当てはまっていない場合、雇用される機会はかなり少ないです。なにかコネクションがあれば別ですが、、


アドバイスVol 55~61 で色々な国の英語について触れています。そちらのエピソードについても一度ご覧になってみてください。


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